上庄里芋の類似品

上庄里芋は、福井県大野市上庄地区で採れるものをいいます。
同じ品種で、大野産・勝山産・奥越産などがありますが、これらはまったく別のものです。
一度食べてみると分かりますが、独特の歯ごたえがある食感と香りは、他の産地の里芋とは全然違います。
大野産などは上庄地区に近いのですが、なぜか上庄の里芋とは何かが違うのです。


上庄地区の特徴は雪が深いことや土質が砂質であることですが、同じ栽培方法でも味などは全く違っているのです。
不思議ですよね?
上庄地区だけの土壌と気候などがこのおいしい上庄里芋を育てるのです。
まさに上庄里芋上庄里芋である由縁なのです。

タグ:上庄里芋

上庄里芋の食感

上庄里芋は明治の頃から上庄地区の特産品として栽培されてきました。
日本テレビ系列の「どっちの料理ショー」などのテレビ番組にも紹介され、肉質のしまりが良く、皮は柔らかく味も良いと評判でした。
不思議に、よく煮ても煮崩れせず、口にした時の感触は、噛み切れない硬さではなく、程よい歯ごたえです。
噛むば噛むほどほくほくした食感が、クリーミーな粘り気とともに、
濃厚で甘みのある里芋の風味が広がります。


他の里芋に比べ、上庄里芋は歯ごたえ、粘り、喉ごしが格別に違います。
里芋の概念を超える里芋です。
日本全国どこを探してもこの食感には味わえません。

上庄里芋が育つ環境

上庄里芋が育つ福井県上庄地区。
見渡す限り上庄里芋の畑が広がります。


上庄地区の土地は鉄分が豊富なので、煮崩れしない堅さを持つ里芋が育ちます。
中はねっとりした食感、味もしっかりとしたとにかくおいしい上庄里芋が育つところです。
ほとんどの上庄里芋の農家では、農薬等を出来るだけ使わず、自然に近い形で育てています。


ここ福井県大野市上庄地区には、名水100選に選ばれている湧き水が豊富にあります。
名水の近くには美味ありといいますが、まさに上庄里芋が当てはまります。
また、昼夜の寒暖の差が大きいというのも上庄里芋がおいしく育つ要因の一つになっています。


そんな名水の里で生まれたのがオリジナルの上庄里芋です。
ただいま、出荷のピークを迎えています。

上庄里芋のおいしい食べ方

上庄里芋をおいしく食べるには、やっぱり煮っ転がしが一番です。
汚れを落とし薄い皮を残したまま調理します。
出来上がったら熱いうちに食すととてもおいしいです。
しかし、一晩寝かせると更に味がしみ込みおいしくなります。
煮っころがしにした上庄里芋は日が経つごとに堅くなってきます。
冷蔵庫に入れておくとさらに堅くなります。


地元の人たちは、その堅くなった上庄里芋を網で焼いたり、お雑煮に入れて食べたりしています。
まさに冬の風物詩ですね。


余談ですが、煮っ転がしにした上庄里芋の薄皮は剥かないでそのまま食べてください。
他の里芋にはない、歯ごたえのある食感と独特の風味が楽しめます。

上庄里芋の皮の剥き方

上庄里芋の皮を剥く時は、まずは水に浸して柔らかくします。
柔らかくなったら、2つの上庄里芋をこすり合わせて皮を剥いていきましょう。


なぜ包丁を使わないのでしょうか。
それは上庄里芋は表皮と実の間の薄皮が食べることが出来るという特徴を持っているからです。
また、この薄皮に栄養がぎっしり詰まっていますので、この薄皮を取り除かないようにする必要があります。


ただ、2つの上庄里芋をこすり合わせて皮を剥ぐことはとても困難ですし、時間もかかります。
こんなときは、大きなタライまたはバケツを用意してください。
バケツに水を浸して、何かの長い棒をX字型にして交差させて洗うと、
汚れも落ち表皮も剥けるので一石二鳥です。


それも面倒な時は、たわしでも大丈夫です。
ただし、亀の子たわしではなく、ナイロン製のたわしを使いましょう。
そうしないと、おいしいところまで剥げてしまいますからね。



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